
投資信託とは?
投資信託とは、「①多数の投資家から資金を集め、②その集めた資金を運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式、債券、不動産などで運用・管理し、③運用の成果を持分に応じて投資家に還元する」といった仕組みの金融商品です。

なお、信託とは、財産等を他者に託して、その財産を管理・運用してもらうことをいいます。
投資信託の留意点
投資信託は、株式や債券、不動産などの金融商品に投資しているため、元本が保証されている商品ではありません。運用の損益は、すべて投資家に帰属します。
また、運用している資産の価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスクなどにも注意する必要があります。
投資信託の分類
投資信託は、設立形態(法的スキーム)の違いにより、契約型投資信託と会社型投資信託(投資法人)に分けられます。
契約型投資信託
契約型投資信託は、委託者と受託者が投資信託契約を結び、それに基づいて設立された投資信託財産を委託者が運用し、その受益権を分け、受益証券として投資家に取得させる仕組みです。

会社型投資信託(投資法人)
会社型投資信託(投資法人)は、資産運用を目的とする会社を設立して、その発行証券を投資家に取得してもらい、運用益を配当の形で投資家に分配する仕組みです。
